自分はゆでガエルか?
wdrgnです。
ゆでガエル現象をご存知でしょうか。
『2匹のカエルを用意し一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。すると前者は直ちに飛び跳ね脱出生存するのに対し後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する』
実際私がカエルを用い実験し検証結果をみた訳ではないが思わず納得しました。
熱いお湯に入れられた瞬間「わ!熱い!」とその感覚を元に即脱出するカエルと、最初は水にいてジワジワジワと熱くなりいつの間にか死んでしまうカエル。
コレ、大変リアルな表現です。
入った瞬間飛び出すことができた自分も、一旦中に入っちゃうとなかなか出れない自分。
アレ。さっき水だったのにちょっと熱いぞ。
アレ、まだいけるかな。今飛び出した方がええんかな。
いや、まだ大丈夫。まだ余裕。今出たらもったいないやん。
あと○○まで熱くなっても私なら大丈夫。いつでも抜けれる。
いやいやいや、もうあかんかな。いや、もうちょっといとこかな。
と、いつの間にか我慢大会になってきます。
そうこうしているうちに今度は抜け出すパワーが奪い取られイザ逃げたくなった時には逃げ遅れ死んでしまう。
これ悲しすぎる。
外から入ってきた瞬間なら「熱い!」と感じる直感力と行動に移すパワーも、イザ中に入ったら今度はバランスを取ることに集中し出す。
環境の変化に順応しようとする力
困難を乗り越えようとする力
が最後は体力を奪い取られ死に追いやられてしまう。
貴方はゆでガエルになっていませんか?
自分は島国派?多民族派?
公務員はほぼ9割新卒で入庁してきます。社会人採用や専門採用は稀でほぼ新卒採用。そして一度入ったらほとんど退職する方はいません。うん十年間退職するまで同じ穴のムジナとなって走り続けます。
この出入りの少なさは公務員の特色かもしれません。外部の出入りが多いということは風通しが良くなり企業の発展にもつながります。
まるで「島国日本」と「多民族の欧米」位の違いかもしれません。
出る釘は打つの足の引っ張り合いや下克上の出世競争的な部分は両者あります。
しかしよそ者を入れようとしない閉塞感や、異端児は変、皆が同じであるべき風は公務員独特でした。
島国も多民族もどちらも一長一短を持ち正に好きずきですでしょうがカルチャーショックは否めませんでした。
そして、最大で唯一残念なこと。
それはどんなにパワーあふれる若さあふれる未来の宝の学生たちも一度この公務員という集団組織に入ってしまうと皆が同じ右向け右になってしまいやすいことです。
それでも強く自分は自分として立っていられる者が定年退職を迎えれるのかもしれません。
私はとても強くそこに立ち続けようとは思えませんでしたが笑。
自分の主は誰?
ずっと組織の中にいたいですか?
ずっと誰かに自分の時間を差し上げたいですか?
ずっと公僕として自分以外に仕えたいですか?
私は、もう組織にいる自分は無理でした。
私は、時間を誰かの為に8時間拘束したくありませんでした。
私は、自分のマスターになりたくなりました。
自分の主になりたくなったんです。
自分の存在に気づいたから。
自分の足で立ちたいと思ったから。
誰かに水を用意してもらうのではなく大草原へ出たくなりました。
経験も知識もコネもツテも何もない。ただあるのはやりたいという気持ちだけ。
自分のバランスを取りたい人、取り続けたい人は居続けてよしなのです。
私は鍋の中でバランスをとっている自分はもうやめたくなったのです。
全て決めるのは貴方自身です。
貴方を止めているのも貴方自身です。私を止めれるのは私以外いないのです。
自分の空掴めますように☆