地中の中はどんな味?

閉じ込められた

wdrgnです。今日は私の人生の前半のお話をしたいと思います。

狭い!!!!

私は、幼少期からずっと狭さを感じてきた。何故だろう。人生前半ずっと。

ただひたすら狭くて、息したいのに出来ない窮屈さ。

生の呼吸したくてもずっと息苦しかった。閉じ込めらた檻の中にいる気分。

海外に行った時だけ檻から出た気分がして凄く開放感を得た。

なんでだろう、どうしてこんなにも息苦しくて狭いんだろう。

一体私は何の中に閉じ込められているのか?ただの幻想?ただの妄想?私、変?

この狭さが嫌でこの狭さを感じたくなくて自分のやりたいことを見つけて進んでいった。

ここはどこ?

好きなことをやっていた海外留学やその後帰国して英語教師や海外営業をしていた頃は窮屈さは忘れていた。

好きなことをやっていた20代から安心安全を求め結婚公務員の道を選び始めた以降から私はまたあの、空虚感、窮屈感、地中へと潜ることになった

地中の中にいる時はここを地中だとは気づかない

私が地中を地中と感じたのは結婚し4人子どもを設けた後位から。結婚後10年を経ていた。

私は一体どこにいるの?どこにいたの?ここはどこ?

地中の10年間はただひたすら結婚生活・子育て・公務員にひたすら馴染もう馴染もうと自分を追い込んで一本まっしぐら一つの箱に自分を入れることに夢中だった。ただただ無我夢中。

良い妻

良い母

良い社会人

良い地域人

良い公僕人

もうひたすら自分を枠に追い込んでいった。私は一体何をしたかったのか。

ここはどこなんだ。まるで記憶喪失状態の自分自身になっていった。

私は誰?

ひたすら他人から見て「良い」と思われるものになろうと徹していた。

いつの日か私は自分を徐々に失っていっていた。

私はある日一体「私は何?」と思うようになっていった。

私は何をしたかったのか?

私は何がしたかったのか?

私は誰?何?

自問自答を繰り返す日々が始まった。答えは出てこない、暗い土の中。

もう好きなこともわからない。好きなものも分からない。匂いも、光も、何も見えなくなっていた私は自分を箱に入れたと同時に自分自身を封じてしまった

自分を思い出そう

だんだんこの無くしている自分が嫌になってきた。自分を取り戻したくなってきた。

自分を取り戻したい。また好きなことしている自分がほしい

好きなことして笑っている自分がほしいんだ。自分の笑顔が見たいんだ。

でも何がすきなことだったっけ?完全に忘れてしまっていた自分自身。

私はまず離婚を決意する。

私は離婚後時間を見つけて海外へ行くようになっていった。

たとえ土日の2日間だけでもとにかく海外へ出た。

まずパスポート再取得から始まった。

往復チケットを買って何も決めずに現地に向かった。

予定バリバリ決めていくのが好きじゃなかった。

本当は怖かったけどでも自分を取り戻したい感情が上回った

焦っていたのかもしれない。だけど昔は何も考えず自分のアンテナ一つで行動していた自分をもう一度取り戻したくて必死だった。

自分の足で大地に立つ

海外へ行くうちにどんどんアンテナを取り戻していった。

不思議なことに水を得た魚状態だった。

ここに来るのに地中生活10年間。

地中にいると気づいてからの3年間。

アンテナ復活の1年間を経て、全ての足枷を外しようやく私は自分の足で大地に立つ。

そして、今、空へ飛ぶ

どんな空が待っているのか。

どんな空を見れるのか。

自分の空を掴みに行く。

すごいワクワクする自分がいる。どんな空があるのか匂いをかぎに行きたい。

素敵な空をみたいんだ。素敵な空をみるんだ。

貴方も私も素敵な空をつかめますように☆

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